»

考える事と仕事のパフォーマンス

note — SANO @ 16:12

自分で考える、というのはとても重要なことだと思いますし、僕も研修で講師をやるときなんかは「考える重要性」を意識して丁寧に伝えています。
ただし、自分「だけ」で考える、というのはちょっと違います。自分だけで考えて、あまり良い結果にならない場面とは、具体的には以下のようなものです。

  1. ただ悩むだけで、全然答えに辿り着かない。でも、自分だけで考え続ける。
  2. 自分だけで考え出した結果、アウトプットの筋がとても悪い。
1は実は考えているようで、そもそも「考える」ことが出来ていないことになります。
本当に考える事が出来ているのであれば、「自分自身では答えに辿り着けない(もしくは辿り着きにくい)」と判断し、別の手法をとるからです。
もちろんコーチングの一環としてあえて自分だけで考えさせている場合は良いですが、それにしてもフォローは考えておく必要はあると思います。

2はフィードバックを取り込むことをしていないので、往々にして仕事の完成度が低くなります。
特に戦略レベルで仕事の完成度が低いのは業務に影響が大きいです。戦略のミスは戦術ではカバーできません。
もちろん一人でもフィードバックが必要無いほど完璧に仕上げる事ができる人もいるでしょうから、その場合は例外です。

いずれにしても、これらは本来の目的と適合しないムダな努力の典型です。

つまり、何が言いたいかというと、「自分だけで考える」ということは、
  • 仕事の非効率化(仕事が遅い)
  • 仕事の低品質化(仕事の質が悪い)
を引き起こす可能性があり、結果的に仕事のパフォーマンスが低くなって、本来の目的(成果そのもの、もしくは成果に繋がるアウトプットを最速で出す)を達成できない、ということです。

それを回避するためには、
  • 自分だけで考えず、アドバイスやフィードバックを集める
ことが重要かなと思います。

別の言い方をすれば、良い仕事をしている方は、
  • 自分だけで考えても答えになかなか辿り着かないと判断した場合は、然るべき人にアドバイスを求める

  • ひとまずアウトプットして、然るべき人からのフィードバックを取り込みながら、完成させていく

  • もちろん、ただ他者をあてにするのではなく、「自分で考える」ということは常に続けている
ということが出来ているという印象があります。



書いていて、そもそも自分自身まだまだ出来ていないことは痛感できました。

[追記]
そもそも成果を出している会社は、こういった事をカバーする仕組みをつくっていることが多いです。
もちろん、こういったところは個々人の力量によるところもありますが、最低限のところは仕組みでカバーできましょう。

次ページへ »
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported License.
(c) 2012 kzksn log | powered by WordPress with Barecity